心に残った日常を一枚の写真に。
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LEICA MP + VOIGTLANDER NOKTON 35mm F1.2
自称「天の邪鬼」な私は、
マイナーで中途半端な
40mmという焦点距離を日頃から好んで使っております。
先日、ほこりをかぶっているデジタル一眼レフを見て、
「・・・ふむ。」
数日後、手持ちのデジタル一眼レフ&レンズ群を全て売却。
→NOKTON 35mm F1.2 と入れ替え。
(・・・ますます時代の流れに逆らっている 苦笑)
さて、そのNOKTONで写したフィルムが
1本あがったのですが・・・。
・・・なかなか手強い(苦笑)。
日頃 40mm F1.4 を使っているので、
多少広角になったぐらいでそう変わらんだろ、と思ってました。
今日ようやく撮りきったので、写真屋に出して
1時間後に取りに行くと・・・。
・・・げげ!?想像した通りの写真になってな~い・・・。
大口径レンズのボケ好きな私としては、
他の皆さんがこのレンズで写しているような
ボケボケの写真を期待して撮ったのに
ぜ~んぜんボケてない。
そもそもMPが最高1/1000秒までしかないので、
開放F値1.2というレンズを
日中使うにはNDフィルターが必要。
ND8を使っても
開放で撮れない事が多い(泣)。
それでもって広角なのに、
40mmと同じ感覚で撮ったので
ボカす対象が遠くに写っていてボケてる感じがしない。
もっと被写体に寄らないといけなかったわけです。
大変勉強になりました。
うむ~身に付いた40mmの感覚を
一度捨てないといかんな・・・(泣)。
LEICA MP + VOIGTLANDER NOKTON CLASSIC 40mm F1.4
例えば職場に、
真っ直ぐで、でも
小生意気な社会人1年生が来たら
どうするだろう。
会社は、そして社会は組織で動いている。
出る杭は当然打たれるだろう。
しかし、
人生を少し多く生きている者としては、
やはり彼らを育てる義務がある。
真っ直ぐなのは若人の特権だ。
小生意気なのは
若者がまだ怖いもの知らずだからじゃないか。
丸くなるのは、
巻かれるのは
もっとずっと後で良いはずだ。
蹴落としたり、
ましてや
退職に追い込むなんてことをしたとしたら、
人生の先輩として恥ずかしくないだろうか。
かつて自分も
彼らのようなストレートな時代があったはずじゃないか。
そんなことをして
若人が社会に希望を持てるはずが無い。
少なくとも僕は、
希望に満ちた若人の可能性を
応援する人間でありたい。
少し先を歩いてきた者として。
LEICA MP + VOIGTLANDER NOKTON CLASSIC 40mm F1.4
シャープに写り、鮮鋭性に優れた
レンズを好んで使っています。
だから、
ライカ使いでありながら
現代のレンズを好んで使っています。
しかし、最近はほんの少し、
全てを写し出さなくたって良いんじゃないか
と思うようになってきています。
シャープに写るんであれば、
デジタルを使えばいいわけです。
でも、
あのクッキリスッキリ鮮やかな絵に
飽きてしまった自分がいることを考えると、
古いレンズで「もやっ」とした描写も
有りなんではないかと。
それがMマウントレンズを使う特権でもあり、
フィルムを使う意義でもあるのではないかと
思い始めました。
でも、まだそこまで受け入れるには
時間がかかりそうな面もありますし、
現代のレンズを
手放すつもりもありません。
それでも、そう思い始めているという事に
ある意味、自分でも驚きです。
LEICA MP + VOIGTLANDER NOKTON CLASSIC 40mm F1.4
5年後の自分。
変えていくところもあるだろう。
変わってしまうところもあるだろう。
変わらないままのものもきっとある。
そしてずっと
大事に抱えていくものも。
たぶん、
今と変わらず
もがいている所は
恐らくそのまま。
立ち止まっては歩き、
立ち止まっては歩き、
きっと、とぼとぼ道を行くんだろう。
時には、
周りに背中を押され、
自分で無理矢理
足を速く動かさなければならないことも
あるんだろうな。
いや、
恐らくそっちの方が
多いに違いない。
変わりたくない、
大切にしたい。
そういう想いもある。
ずっと今のままでいられるかどうかは、
確かにこの先過ごしてみなければ、
分からない。
でも、大切にしたいと
今はただ、そう思う。
5年後に見る風景と
そこにいる自分は・・・。